緑

キング・オブ・コメディの緑のネタバレレビュー・内容・結末

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

前の人の頭が邪魔で字幕に追いつけなくなったのと、
前半のデニーロのしつこさがだるくてちょっと寝てしまった。

デニーロが番組に出て話したことの笑いのツボが何ひとつわからない。
当時のアメリカ人にはあれがおもしろかったのだろうか。

デニーロの無闇なポジティブさが怖い。
共犯女性の被害者への対応が雑すぎ。
あそこでテープを解いちゃダメ。
グラスを割ったり食器をテーブルから落としたりの容赦のなさは
頭おかしい感がとても出ていた。

ラストが現実か妄想か。
当時のアメリカが元犯罪者が表舞台に立つことに対して
世の中がどんなだったか知らないから判断つかない。
今の日本の状況では犯罪者がああも受け入れられるのは考えづらく、
ここまでじゃなくても受け入れられる世の中がいいなぁと思う。
とはいえ、デニーロも共犯女性も狂ったファンであり、
犯行時の思考回路そのままでは受け入れられないので、
変化していることが受け入れの条件となるのかな……。

「ジョーカー」への影響について。
デニーロの司会者への寄せっぷりが見事!
コメディアンになりたいという両作主人公共通の夢。
夢か現かわからない終わり方。
廊下の奥のほうでのドタバタした動き。
緑