嫌な気持ちになる映画だった…作品として嫌なんじゃなくて、モヤ〜っと暗く残る感じ。その分印象的ではありますが。
汚職事件にまつわる物語で、この時代のアメリカならありそう、って妙に思ってしまうところが良かった。
【窃盗事件の懲役から出所したレオは、母のため真っ当な道を歩む事を決意するが、幼馴染のウィリーに連れられた先は不正の蔓延る社会で…】
真っ当な道を歩もう、と決めた矢先にいきなり悪の片棒を担がされる主人公。なんでそうなる…と思うところは多々ありつつ、ホアキン演じるウィリーの人懐っこさというか、俺に任せろ的な雰囲気には確かに序盤頼り甲斐を感じてしまう部分はありました。
実際にあった事件をモチーフに、ということで結末は現実的・社会的訴えかけな感じ。そんな映画ではありましたが、役者の演技が中々素晴らしく注目でした。ホアキンとシャーリーズのシーンで息を飲む。
あとみんな若い。
