mikoyan358

冬のライオンのmikoyan358のレビュー・感想・評価

冬のライオン(1968年製作の映画)
2.5
2009/1/12鑑賞(鑑賞メーターより転載)
後継の王座へ至る主導権を得るべくかなりどろどろの駆け引きがもっさりとした感じで続くので、史実を知っていないと若干退屈してしまう部分があるが、それは現実のトレースなのである程度仕方ないかも。この映画はどちらかというとそれよりも俳優達の「闘い」ともいうべき演技の応酬が見どころ。その後のレクター博士もジェームス・ボンドもまだ若く血気盛んだが、それを食わんばかりのキャサリン・ヘップバーンの迫力と、ピーター・オトゥールの重厚な存在感が圧巻。
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