しょうた

人情紙風船のしょうたのレビュー・感想・評価

人情紙風船(1937年製作の映画)
-
その名を知ってから40年以上、観る機会がなく今日まで来たが、ようやく観る。
修復版で音声もくっきり聞こえる。江戸の人たちはこんな話し方をしていたのか、と思わせる生々しさ。どこか川島雄三の世界にも通じる庶民の哀感。 
生きていたらどんな傑作を撮ったか、そう思わせる戦没者の悼みの象徴のような作品。
しょうた

しょうた