人情紙風船の作品情報・感想・評価・動画配信

『人情紙風船』に投稿された感想・評価

ケチなプライドで身を滅ぼしていく男たちと、それに巻き込まれ食い物にされる女たち。これを「人情」と呼ぶグロテスクさ。祭の後の大雨。「魔が差す」瞬間をこれほど見事にとらえた映画を他に知らない。
takehi
4.0

「心に残る、語り継がれる作品でした!!」

舞台は江戸時代、貧乏長屋で暮らす人々、権力者、商人やヤクザの人間模様が描かれます。 
昭和12年公開、戦前の作品です。

行動力があって、気前が良くて、陽…

>>続きを読む

アマプラの画質・音質が酷すぎて丸の内東映で
2回目を視聴。ディティールが見えたことで、舞台装置の面白さと監督の意図がハッキリと分かるカットの妙に気付いた。2人の主人公の交錯や心情を写した演出は現代作…

>>続きを読む
713
-

一回目は去年の9月頃と言いたいけれど、その時風邪が治りかけで咳がひどく、まともに観ていられなかったため、今回が実質初回。
実質というか、「貸間あり」と間違えて記憶するくらい観ていなかったので、ちゃん…

>>続きを読む
3.6
落語でよく出てくる長屋がリアルに描かれている。映像はきれいだが、セリフの聞き取りが困難。

歌舞伎「髪結新三」をアレンジした山中貞雄監督の遺作

黒澤明監督『どん底』みたいな貧乏長屋で起きるあれやこれやのモノクロ人情ドラマです。

梅雨も相まってどんよりする展開も多いけれど、たまに大家さん…

>>続きを読む
遊
4.7

ふーんどうせよくわからない昔の話でしょう?言葉とかも古くて聞き取れないし、といつも通りに思ってる冒頭10分から、徐々に徐々に徐々に、目玉ひん剥いて前のめりになっていく 歌舞伎とか能とかもいつかこんな…

>>続きを読む
4K版2K上映 昭和100年映画祭

めっちゃ良かった。けど、やっぱ昔の名作を見る時に何でも読み取ろうとして変に集中しちゃうのはあんま良くないな。

いつも通りリラックスして再見したい
4.2

貧困のなか生きる長屋の人々。そこに住み再起の機会を狙う元侍。

自死した住人のお通夜と称した酒盛りという何とも呑気な始まりからは予測出来ぬ終幕。奥さん…里帰りの時点でもう決意していたのだろうか。

>>続きを読む
ほに
4.0
なに言ってるか聞き取れん所も多々あったけどおもしろかった。

金魚屋の妙に甲高い掛け声が好き。
ラスト10分が良い。

あなたにおすすめの記事