人情紙風船の作品情報・感想・評価・動画配信

『人情紙風船』に投稿された感想・評価

浪人の首吊り自殺が起きた長屋に住む、海野又十郎と新三の破滅を描く。

山中貞雄監督が戦地で死ぬ前の最後の作品。監督の『丹下左膳 百万両の壺』、『河内山宗俊』と今作のフィルム以外は現在消失。

タイト…

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このレビューはネタバレを含みます

もう画面から江戸の生活臭が臭ってきそうなほどの作り込みがすごいし、題名の「人情」とは程遠いストーリーも印象に残ります。
浪人の首吊りで始まり浪人の心中で終わる、江戸時代においての、侍階級の脆さも描い…

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コバ
3.9
このレビューはネタバレを含みます

浪人っていう宙ぶらりんな身分の苦しさがすごい胸にくる
救いがだいぶ少なめな終わり方で苦労の耐えない時代ならみんな共感するだろう

脚本の言葉選びも良いが
昔の映画は俳優陣の喋り方に独特のかっこよさが…

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記録

紙風船が転がる印象的なシーンがいくつかあった。音声がうまく聞き取れずストーリーが掴めなかったため、記録のみ。
4.2

アマプラにて。映像と音声の劣化がひどく、最初は画面もセリフもよくわからんが、途中から慣れてくる。
救いのない話であった。浪人の妻の演技スゲー。夫がなけなしのプライドを捨ててしまって、妻が「ああ、もう…

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AmazonPrimeVideoにて鑑賞
2025年47本目
ケチなプライドで身を滅ぼしていく男たちと、それに巻き込まれ食い物にされる女たち。これを「人情」と呼ぶグロテスクさ。祭の後の大雨。「魔が差す」瞬間をこれほど見事にとらえた映画を他に知らない。
takehi
4.0

「心に残る、語り継がれる作品でした!!」

舞台は江戸時代、貧乏長屋で暮らす人々、権力者、商人やヤクザの人間模様が描かれます。 
昭和12年公開、戦前の作品です。

行動力があって、気前が良くて、陽…

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アマプラの画質・音質が酷すぎて丸の内東映で
2回目を視聴。ディティールが見えたことで、舞台装置の面白さと監督の意図がハッキリと分かるカットの妙に気付いた。2人の主人公の交錯や心情を写した演出は現代作…

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713
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一回目は去年の9月頃と言いたいけれど、その時風邪が治りかけで咳がひどく、まともに観ていられなかったため、今回が実質初回。
実質というか、「貸間あり」と間違えて記憶するくらい観ていなかったので、ちゃん…

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