Bobsan

ゴースト・ハンターズのBobsanのレビュー・感想・評価

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)
5.0
カーペンター監督にとって大手メジャースタジオとの仕事はあまり馬が合わないようで、この作品は20世紀フォックスで製作されましたが、なんでもスタジオ側の広告絡みの不正などに巻き込まれてしまったのだそうです。加えて作品の方も興行、批評共に芳しくなく、カーペンター監督はかなり疲弊してしまったようです。権力や体制を忌み嫌うカーペンター監督と権力と体制で成り立っているスタジオでは水と油なのですね。
しかし出来上がった作品はカーペンター監督の陽の部分が溢れ出たとっても楽しい作品になっていて大好きです。チャイナタウンが舞台なのでアジア系俳優が、主演なのに全く役に立たないカート・ラッセルそっちのけで大活躍します。特にカーター・ウォンがプクーッと膨れてプスコーン‼︎となってボカーン!と自爆する訳の分からないシーンが最高でした。
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