さまざまな形の愛を感じられる作品。叶わないものもあるけれど想うことこそ愛。クリスマス、年末の空港は飛行機の遅延、人混みなど1年の中で人々の鬱憤が溜まる場所だと表現する作品もあるなか、本作では空港に来るといいというモノローグからはじまるのが印象的。そして出演陣が豪華。コリンファース、ヒューグラント、アランリックマンって並ばれたらひとたまりもないのよ。アランが大好きなだけに役どころに"なんでだよ"が爆発してたけどこれもそういうもんなんだよな(急に悟り)エマトンプソンが美しく凛とした姿がカッコ良すぎて見惚れてしまった。子どもたちが絡むストーリーも可愛くて楽しめたけれどここにまた絡む父子の形も理想的だった。