午前十時の映画祭。
リドリー・スコットが、ギーガーが形造った男根の象徴エイリアンとの闘いの後に、パートナーを変えバディを仕立て、ユーモアたっぷりに男どもを痛快に翻弄していく。
80年代をたっぷり引きずる時代感。
ただし、このアメリカ中南部の街々では、ウーマンリブなぞ、まだ幻想にもならない。
ハーヴェイ・カイテルの抑揚の効いた刑事役に痺れる。
マッドマックスばりのラストチェイスにはイモータン・ジョーも吃驚。
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今日の一曲
ハンス・ジマーのサントラもチャーリー・セクストンも時代遅れなダサい男の音と感じた。
古い時代に楔を打つなら、メキシコに繋がる道を描くなら、「ラバンバ」の一発屋という不名誉なレッテルを貼られながらもテックスメックスの雄として再ブレイクしたロスロボスのサウンドが相応しい。
Mas Y Mas
https://m.youtube.com/watch?v=8phKeq_BFCc
2019劇場鑑賞121本目