幕のリア

オッペンハイマーの幕のリアのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
2.7
オッペンハイマーの科学者としての矜持とかアメリカの正義とか、どうでもイイわ。

オッピーが登場しないダウニーjrのシーンだけモノクロ。
恣意的な演出は流石に"敢えて"だとは思うが、それも含めてしょうもない。
日本人としては全てモノクロで、原爆実験シーンのみをカラーとすべき。
いや3時間も尺あるわけだから、広島長崎の再現シーンこそフルカラーでせめて30分はかけて地獄絵巻を見せるべき。
所詮アメリカの正義を見せつける装置、ユダヤ人が牛耳ってきた正統ハリウッド作品でそんなもん撮るわけは無いんだが。

そいや、ダウニーjrのアカデミー授賞式の様子を全く知らなかったんだが、そんなもん当然。
そもそも、ハリウッドど真ん中の人間からしたら昨今の多様性に阿った受賞なぞクソ喰らえだろうし、そもそもA24の作品なんて所詮YouTube程度の認識だろうし、実際エブエブなんて作品としてもその程度だから、ヒステリックになる必要も無い。
ウィルスミスの件もあり、リスクは承知。
それも踏まえてのあの行動だと思うね。
それ以上にレコード大賞くらいもはや権威も無い旧体制の賞レースなんて興味無いから、今日友人に教えてもらうまでこんなニュースも知らなかった。

なんか嫌な予感がして35mm先行上映もIMAXもパスしたが正解だった。
こんな映画をあんま真剣に観ないことです。

上映後友人と、日本は"はだしのゲン"を撮るべき、山崎貴は、なんて議論にになったが、アメリカの属国である日本で、結論そんな映画は撮れるわけないんだわ。
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