乙松さんの寡黙で不器用だけど優しい人柄、
仙ちゃんの親友想いなところ、
静江の少女のような愛嬌、
どれもとても人間臭くてたまらなく愛おしい。
"ぽっぽやだから"
ぽっぽやは職業なんかではなく、乙さんの全てで、人生で乙松さん自身。
ぽっぽやが終われば人生も終わる。
とても綺麗な話だった。
広末涼子が天使。
雪で道路も見えなくなる北海道はやっぱり魅惑の地。
静かな雪の中で列車の音、笛の音が響く。口笛が響く。
余白の残るような演出はまさに日本映画の美徳だな、なんて思ったり。
ぽっぽやの制服がかっこいい。
鉄道員は、原作が中学受験の時の国語テキストの文章題であって、それからずっと気になってた。
