公開当時、この名作を敢えて避けたのは、浅田次郎の原作を読んだ際に「高倉健の扱い」に拭いきれない不安を覚えたからだ。私にとっての後期の高倉健の魅力は、いわば「静」と「動」の鮮烈なコントラストにこそあっ…
>>続きを読む列車と共に時代も見送ったのだと思う
この情感豊かで精緻な様は、自分の小並感溢れる感想で表現出来る筈もなく、万感の思いを久しぶりに味わった
高倉健に父親を重ねて観ていたのかもしれない
暫くは、寒空を見…
BS松竹でだいぶ前に録画したものを視聴
高度経済成長期の終わって国鉄がJRに民営化され、地方の赤字路線が整理され始めた時代に定年を迎えた旭川市の駅長さんを描いた作品
ストーリーは平凡だけど雰囲気を楽…
極めて人間的な映画だった。やはり高倉健の演じてきたような無器用で愚直で一途な人間というのはどうしても憎めないのであって、どの時代でも周りに人が集まり、好かれてきたのだろう。
また、その当時それほ…
北海道の原野を切り開くように1本の線路が走る。かつて北海道の鉄道と炭鉱は密接な関係にあり炭鉱町は栄えた。やがて石炭から石油へのエネルギー革命により閉山が増えるにつれ、町は寂れ、徐々に鉄道も廃線になっ…
>>続きを読む雪国、田舎の国鉄が廃止されっぞってことで一悶着する映画
北海道は土地がデカすぎて人間の脳では知覚を処理しきれず昨今はメタバースで観光することが主である、これはみんなも知っての通りやね
全体的にふん…
(C)「鉄道人」製作委員会