吉永響

ホーリー・マウンテンの吉永響のネタバレレビュー・内容・結末

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

開いた口が塞がらないとはまさにこの事。とんでもないものを見てしまった。ただひたすらグロいしエロいし映像内に一般的な常識も道徳も倫理観もあったもんじゃないけど、この作品の中の世界での常識がたくさん詰まってた。非常識の世界の常識が見れる作品が好きなのかもしれない。だけど、所々本当に無理なシーンはあったけど。。カエルが苦手だからあのシーンはキツかった。。カメラワークとかセットがコリに凝りまくってるしホドロフスキーの作品に対する愛がたくさん感じられた。よく監督の頭の中を見てみたいって思うことがあるけど(ex.ギレルモデルトロ、キューブリック、ティムバートン…)ホドロフスキーも見てみたいなって思ったけど、これだけの作品を作る人だから見たらきっと後悔するんではないかな。。まだまだ映像化しきれてない構造とかあるだろうし本当はもっとエグいだろうし。。
あのオチが潔くてホドロフスキーらしくて好き。一気に現実に戻された。
吉永響

吉永響