初見です。
ポール・ベタニーがプリーストってそれだけで観てられそうと思い観ました。
…観ようと思った動機からして油断していました。
世界そのものがフィクションラインなど無いものとする作品は久しぶりで、世界観を飲み込むまでに時間がかかりました。
しかし、やはりポール・ベタニーはぴったりでした。
守るべき者を守るために禁忌を犯した元最強戦闘集団の一人って、一見かなり勇ましく荒々しいキャラですが、役職はあくまで聖職者なんですよね。
ポール・ベタニーが演じる事で、見事に繊細さを兼ね揃えたヒーローになっていました。
クリーチャーのデザインも好みです。
作中、語り過ぎない程度に造形の説明があるのも、クリーチャーに対する理解を深めてくれるので良かったです。