あや

恋する惑星のあやのレビュー・感想・評価

恋する惑星(1994年製作の映画)
4.2
刑事のモウは昔の恋人が忘れられない。そんな中麻薬取引をしている女ディーラーと出会う。
モウがよく寄る飲食店で働く新人のフェイは、CAの恋人に振られる警官を好きになる。


" パスワードは 一万年愛す "
雑踏のなかの流れるネオン、賞味期限切れのパインや雨粒がかかっている窓ガラス。
どちらの話の男性もちょっとカッコ悪いけど、愛おしい。"メイ"という名前の恋人を忘れられなくて5月で賞味期限切れのパイン缶を集めたり、石鹸に「太ったなあ」と話しかけていたり。
鍵を手に入れたフェイが警官の部屋に忍び込んでせっせと掃除したりするのは犯罪なのになぜか普通に可愛くみえる。


二つの話は全く別なのに金髪女ディーラーが店に入ろうとしているとき、フェイが警官の部屋に置く大きなぬいぐるみを抱えて店を出る瞬間がある。
同じ時間軸で生きてるけど、どこかで運命の人と出会う瞬間が待っているという描写がすごいねと思った


タバコ口に咥えながら足をマッサージするトニー・レオンエロすぎる
金城武が映画観ながらもぐもぐしてるシーンもなぜか印象的
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