映画『窮鼠はチーズの夢を見る』に引用されていたため鑑賞。
ギリシャ神話のオルフェウス伝説を下敷きに、
主人公オルフェは王女と言われる死神と出会い、
そして妻を亡くして、生と死の世界へ。
わりとファンタジームービーであり、やりたい事に技術が追いついてない感があるが、鏡の中に入ったり、逆再生だったり、様々な試みが窺える。
妻がいながら、死神を愛してしまい
死神でありながら、オルフェを愛してしまう。
ラストに選んだ選択も、また愛ゆえに、、、
"これからすることを理解しようとしないで"
不思議な世界ながら、独特な味わいの残るラストだった。