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車夫遊侠伝 喧嘩辰のmhのレビュー・感想・評価

車夫遊侠伝 喧嘩辰(1964年製作の映画)
5.0
短気だが芯のある車夫を主人公にした(予告編によれば)異色の侠客もの。
ほかの分野で挫折したエリートという背景を持つ悪人造形にうならされる。地元やくざよりも後発で、かつよそ者とあっちゃあ、そりゃあ極悪にもなるってものだろう。後年の任侠ものではこのあたりにまったく触れない。悪人は理由もなくただただ悪い連中。役割としてはわかるけど、リアリティは皆無だったのでなおさら目から鱗。
その敵との決着のつけかたも見事。
ふたりっきりの祝言も良い。
OPの劇はなんだろう。
感想漁ってて、ロマンチックコメディとの文言に膝を打つ。
すごい面白いぞ!
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