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老人と海のhのレビュー・感想・評価

老人と海(1958年製作の映画)
3.4
タイムラインでフォロワーさんがClipしたのを見かけて懐かしくなり、また観てみたいなと思っててやっと観ることできた。

まだ息子が反抗期に入る前の小6か中1の頃だったかな、昼下りに二人で観た。
息子が外から帰って来て暇を持て余してるようだったので、ちょうど映画観ようとしてた時だったのもあり、聞いたら一緒に観るというので録画リストの中からこれを。ヘミングウェイだったし、これだったら安心して観ることできるかなと。

ストーリーは、キューバで暮らしている老漁師サンチャゴ(スペンサー・トレイシー)が、老人を慕っている少年マノーリンと漁に出ていたが、84日間不漁続きのために少年の親に別のボートを手伝うように言われ、老人は一人で漁に出ることになる。数日間の巨大なカジキを捕獲する死闘を描いている。

マノーリンは子供ながら働き、老人を見守ってる姿は大人のようだ。
古めかしい映像ではあるが、まだ暗い中漁に出る男たちが、ランタンを持って歩く姿や海での風景は観応えある。

宗教的な意味合いもあるのかな?読み解こうと頑張ったが、淡々と進むので幾度となく襲ってくる睡魔。こっちの闘いも大変だったです( TДT)

昔クラシック映画にハマってる時、キャサリン・ヘプバーンの作品を観て二人の関係性を知った。その後スペンサー・トレイシー作品も少し観た。「招かれざる客」は印象的。


息子はあの時どう感じたんだろう。確か聞いたような記憶はあるが憶えてない。
でも、二人共しっかりと観てたことだけは憶えてる。

既に大人になり家庭を持ってる息子と今後二人だけで映画を観ることはないであろう。
作品というより、息子と過ごし大切になったこの時間は一生忘れたくない想い出です。
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