にっきい

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちのにっきいのレビュー・感想・評価

3.0
スレンダー美人のテレサはすっぽん。
正面向いた時はおっぱい隠します。

オリジナル映画版第二弾。
初見は中学の頃、地元の会館で1作目、今作、『海のトリトン』の3本立て上映でした。

白色彗星ガトランティスとの闘いの話し。
ガミラスとの闘いから3年、地球は着実に復興していた。
復興のシンボルとして超大型宇宙戦艦アンドロメダが完成し、ヤマトは退役が決まっていた。
そんな時に新たな脅威ガトランティスが迫っていたのだが、何処からともなく謎のメッセージが地球に届き…、って話し。
ヤマトって確かに奇想天外な戦法で次々勝利してきたんですが、1作目はイスカンダルのスターシャからのメッセージで旅立ち、イスカンダルの科学力で波動エンジンや波動砲作り、放射能除去装置なんて完成品貰ってきたんだから他力本願。
今作はテレザートのテレサからのメッセージで会いに行って、ガトランティスの事を教えてもらっただけでは足らないのか、一緒に闘おうと誘う始末。
でもテレサは反物質なので物質世界の人類とは触れ合う事は出来ない。
だから宇宙の平和のために祈り続けるとか、テレサも他力本願かよw
古い作品なので作画のクオリティは低め、
「未"確認"飛行物体を"確認"しました」って、未確認なのか確認したのかよく分からんセリフがあったり、デスラー総統との闘いでヤマトの全砲台が破壊されたと言ってたのに、それに続く都市帝国との闘いの時には普通に主砲も艦首砲門も使ってるやん!?
とまあめちゃくちゃなんですが、初めて観た時はそんな事気にならず、ヤマト応援してた。
当時は今作でヤマト完結するはずだったので戦闘は激烈。
名前の無いようなキャラだけじゃなく、1作目から続く主要キャラもじゃんじゃん死んでいきます。
114名の乗組員+今作の新キャラ空間騎兵隊数十名で200名くらいいた乗組員も生き残ったのはたった17名。
新キャラの空間騎兵隊が先行して敵地に乗り込み白兵戦を繰り広げるので特に危険。
結局全滅してる…。
実写版の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、基本は1作目のストーリーなんですか、クライマックス辺りの展開はこの2作目のままでした。
ラストはゲームでは良くあるラスボスが第1形態、第2形態…、と倒しても倒しても更に強力な姿で現れるパターン。満身創痍のヤマトに残された最後の武器は"生命"。
映画は感動的に綺麗に終わってるのに、大ヒットで調子に乗った製作陣はラストをハッピーエンドに改版したTV版を作り、そこからシリーズを続けると言う暴挙に出ます。

今朝の1曲
Stryper『Loving You』
VENOMを起源とするブラックメタルは悪魔崇拝や黒魔術をコンセプトにしたヘヴィメタルのサブジャンルなのですが、それとは真逆、キリストを讃えるのかホワイトメタル。
曲の特徴としてはゴスペルとヘヴィメタルの融合って感じで、今ではクリスチャンメタルと呼ばれてるらしい。
そのホワイトメタルのオリジネーターがストライパーで、彼らの1stアルバムに収録されてたのがこの曲(https://m.youtube.com/watch?v=uAxywwP541Y)。
彼らのライブでは聖書を客席に投げ込んだりしてたそうです。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1978年頃
鑑賞回:ー
劇場名:亀岡会館
座席情報:自由席
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:151分
備考:過去鑑賞記録
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