魔の家のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

大雨の中、山奥で立ち往生してしまい、たまたま見つけた屋敷に助けを求めるが、住人どこか隠し事をしているようで、、、というストーリー。
なぜか「コメディ」のジャンルになってるけど、確かに話の流れ的に「それ軽くない？」という展開はあるにしろ、ホラー映画として立派に不気味、

はじまって早々のボリス・カーロフの顔力（眼力）がまず不気味。
その他でもばあちゃんの笑い方と鏡を有効に使った「醜悪な顔」の表現などアナログながら秀逸。そして屋敷の階上の鍵のかかった部屋など「何かある感」も不気味さを際立たせていてよかった。

そしてびっくりヒロインの1人のマーガレット役が「『タイタニック』のローズばあちゃん」こと若かりし頃のグロリア・スチュアート。
「透明人間」の時もそうだったけど、美人さんなだけあってしっかりとホラーヒロインを演じきっていた。