けー

ミニミニ大作戦のけーのネタバレレビュー・内容・結末

ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

金塊を盗む話。

ヴェニスで金塊を盗んだら仲間の一人が裏切って全部横取りされちゃったからLAで取り戻すぞい。

ヴェニスの狭い水路での船チェイスがまず楽しい。

金庫を床ごと落とすっていう手法と、LAにもどって車を地面ごと落とすって手法がでてきて、「テイカーズ (Takers) 」にも出てきた車ごと落とすっていうのはここからとったのかと。

3台のミニクーパーが縦列になってLAの名所スポットをちょこまかちょこまか走り回るっていうだけでなんだか可愛い。

車って可愛いんだなぁ。

トンネルを抜けてLAのあの川を疾走するところも好き。

いろんなドラマや映画が思い浮かんでしまうので、LAが舞台っていうのはそういうところでも楽しい。

全体的にあまり深刻な危機に陥りすぎず、大団円。

あんだけ柱がある中でヘリコプターの羽とかひっかけずにいられるなんてパイロットさん凄腕!とか...。

にしてもジェイソン・ステイサムが面白いというか、“ここにもいたー!”感がすごい。
タイプキャストってなんだかマイナスイメージしかなかったんだけれど、それはそれとして引き受けちゃえる俳優さんもなんだかかっこいいなと思えてきた今日この頃。
これで食ってんだ文句あるかっていう。

リーアム・ニーソンとかジェイソン・ステイサムとかの出演作をアマプラやネトフリで一本みちゃうと、当分オススメ映画が彼らの出演作ばっかりになって、もはや「これ見たやつ?あ、微妙に違うの?」とタイトルや簡単なあらすじでは判別できないこともあるんだけど、見れば相変わらず冗談みたいに強いっていう一定のカッコよさは必ず満喫させてくれるところがあるというか。 なんかそれはそれでタフでいいなぁと。(は?)

この映画の元となった1969年バージョンも見てみたい。

ワイルド・スピードのカーアクションのシーンを彷彿とさせるとこもちょっとあったような気がして。

強盗もの、カーアクションものっていう映画のジャンルがあるんだなぁといまさらながらに物珍しがってみてる感じです(←落としどころ迷子になったらしい)。

って、これ撮った監督「ワイルド・スピード: Ice Break」の監督だしー!そりゃ似たものもあるって!
けー

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