いののん

デスプルーフ in グラインドハウスのいののんのレビュー・感想・評価

4.2
目薬をさす時、口を大きくあけているカート・ラッセル。目薬さしている人をじっと見つめてしまうクセのある私は、目薬さすとき同時に口も大きくあけずにはいられない人を、好ましく思う。


なんなんですか、このカート・ラッセルは!?
イカれてる? 
はい、激しくイカレてます!

「うえーん💧なぜ俺ちゃまがこんな目にー💦」って泣くの。
“いや、お前が悪い!自業自得だよ!”って、
この映画を観た誰もが突っ込みを入れるハズ。
総突っ込みを入れられるカート・ラッセル!

こんな狂ってる変態野郎の役を引き受けた、カート・ラッセル、尊敬♡


そして、こんなヘンな映画とるのは、もちろん、タランティーーーーノ!凄いよタラちゃん♪


セクシーな女の人の、お尻のアップを、なめまわすように撮ってたのは、そういうわけだったのね。いやはや、ビックリ!唖然としてしまって、そのまま唖然然然世しちゃってる。


前半も後半も、ガールズ・トークは何度も寝落ちしてしまった。ガールズ・トークに入れないなんて、自信喪失。ぴえん💧
でもでも、後半女性3人組(4人組)には、こんな私とお友だちになってくださいと、懇願したい。あんなに強い人たちと一緒なら、なんもこわいことない。ベリーベリーストロング集団!会話に入れなくってもメンバーに入れてくださいっ!下っ端でいいです!それで、どうしようもない変態野郎に遭遇しちゃったら、この映画の結末ごっこをして、リアル体験させてみる、というのはどうでしょうか。



気持ちよい、スッキリとした結末もお見事!!
ヒャッハー!!!(小躍り♪)




〈追記〉2024年2月
再鑑賞。キ×ガイ役を引き受けたカート・ラッセル凄いなって思う。終盤からラストに向かって爽快感が加速しそれがマックスになって終わるのがとても愉快。ロザリオ・ドーソンが持つガラケーの呼出音がキル・ビルの♪Twisted Nerve♪だったことに気づいた。あと、前半にも後半にも「バニシング・ポイント」が話題にのぼり、特に後半、バニシング・ポイントが重要な役割を果たしていたこと、初鑑賞の際には気づかないことだった。とにかくいろいろ、再鑑賞は楽しい。

オープニングのスタッフクレジットは黄色
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