「運命は勇者に味方する」
今作の鑑賞者のうち3%くらいは、図々しさ全開の妄想勘違いニンゲンだろうと思うけど(そうであってほしい)、アタシも間違いなくそのうちのひとりに入ります。アタシがジョナサンの妻だったら今作のジョナサンにどう声をかけるか。妄想を断ち切ることができませんでしたごめんなさい。アタシは以下の二択の間で揺れ動きました
①「貴方、もうじゅうぶんに頑張ったわよ」「あなた、もうじゅうぶんよ。もう私のところへ来てくれていいのよ」と耳元で囁く
②「貴方、まだ私のところに来ちゃダメ!」「貴方、まだまだやれるわよ。私より可愛いワンコがそこにいるでしょ!」「私のところに来たらぶっ殺すわよ!」鬼嫁と化して叱咤激励し、更なる奮闘を促し続ける。
※結論
でも、どうやら彼にはアタシの声は全く届かないみたい。彼には、過去の妻との記憶しかなくて。何に対して憤怒しているのか、彼自身にもきっとよくわからないまま、とにかくやみくもに進んでいるだけなのかも。あーあ、妄想した甲斐がなくてぐやぢい
(※パラベラムまで観ると、このことについてはとてもよく腑に落ちました。初鑑賞時の自分のメモにも、「妻だったらと妄想しながら観た」というメモ書きがあり、ニンゲンってそう簡単に変わるわけじゃないんだなと、初鑑賞時とおんなじ見方しかできない自分を笑った次第)
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「ジョナサン」
「ウィンストン」
など、名前を呼び合う場面がとても多い。ただ名前を呼び合うだけなのに、その世界の住人でしか分かち合うことができないような何かがそこに在る。敬意を表した挨拶だけで、なんか伝わってくるもんがある。それがとても素適だと思う
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メモ
・フランコ・ネロが登場
・アタシが殺し屋になった時の為に・・・キルするときには、トドメに脳天をぶっ飛ばすこと
・『愛と銃弾』での母ちゃん(クラウディア・ジェリーニ)は、今作では姉ちゃん