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ディアボロス 悪魔の扉のkahoのレビュー・感想・評価

ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)
3.4
虚栄心の行き着く先。

俳優陣が豪華でした。
常勝の若手弁護士で少し影を感じるキアヌリーブス、若く美しく魅力的な妻シャーリーズセロン、黒い笑顔で怪しい男アルパチーノ。

勝つことにこだわって、有罪の性犯罪者を無罪にし、被害者を傷つけることを選んだ弁護士。
良心の呵責や違和感、制止や警告、すべて無視して突き進んだ先に待っていたのは。。

シャーリーズセロン、病み壊れていく美人妻役がハマってました。
見たもののグロテスクさがエグいけど、ここまで??ってくらいの勢いでおかしくなっていってて、元々の罪悪感ゆえってことなのか。

アルパチーノは流石の存在感でした。ただしゃべっているだけで怖い、不穏さを感じさせるのがすごい。

終盤の展開は想定外すぎて、えっ??ってなりました。

ラストは、繰り返しを予感させて、人間の欲望、罪には、終わりがないっていうことを示したいのか。。やっぱりエグい。
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