ゾロ

ある愛の詩のゾロのレビュー・感想・評価

ある愛の詩(1970年製作の映画)
3.5
BS録画分鑑賞再見

初見時は苦手だなぁと思ったが
歳を重ねたんだね
色々と胸に染み入ります

多くを語らない
絶妙なタイミングの物哀しいBGM
ラスト遠くからでも解る落胆

人は
本当に辛い時に辛いと言えない
本当に悲しい時に悲しいと言えない


そんな言葉を思い出しながら
オリバーの悲しみに触れた

そして
ジェニーの強さが何とも愛おしい
メソメソしないし、父やオリバーを気遣う

トントン拍子の展開だけど
逆にリアルに感じる

そんな劇的な事って毎回起きないし
身近な人の不幸って、あれ?えっ?と
実感が湧かないうちに急に訪れたりする

誰もがドラマ的な事を期待するのかな?
本当に大事なモノは名台詞にある

愛とは決して後悔しない事
ゾロ

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