りょう

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2のりょうのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

この作品はNetflixに無かったので、長期休暇がある春休みにU-nextに登録して見ようと決意。ようやく目標が達成できた。part1を見てからかなり期間が空いてしまったが、やはり面白い。あんなに面白かったpart1と比べても遜色ない作品になっている。

あらすじとしては未来で主人公マーティーの息子が罪を犯してしまう。その未来を変えるためデロリアンに乗りマーティーが息子のフリをして未来を変える。しかしその最中に性格の悪い男ビフがデロリアンに乗り過去に遡って現在を変えてしまう。それを元に戻すためさらに過去に遡ると言った話しだ。

まず未来に登場した時の1985年代の服装がもうイカしているのに、2015年の未来にタイムスリップした際に服を着替えさせられる。そこで登場したのがair mag、自動でレースを締めてくれる靴だ。かっこよすぎる。普通に欲しくなってBUYMAで確認したら200万だった。服も好きだ。あの腰にあるボタンを押すことでサイズ調整が可能というギミックがある服が今の時代に存在しているのだろうか。それをモデルにした服はメルカリで2万で売っていた。202万頑張って貯めよう、、

話自体は前作と深く関係しており、その繋がりが前作のファンである自分にとってはとても嬉しかった。まさか前作の未解決の問題を伏線として登場させるとは、感服である。また前作抜きの内容でも、過去が変化したせいで現在が変化するというシンプルな内容ではあるが、要所要所でこの作品ならではのアクションシーンが見てる人をワクワクさせ、退屈さは微塵も感じない。前作同様ラストのシーンはもうちょっと、あともうちょっとという興奮とバレるのではという焦燥感がこれでもかというほど盛り込まれていた。二度目ではあるが、もし私が監督したら最後のカーチェイスのシーンは生まれなかっただろう。

ただ少し点数が下がってしまったのは、せっかく未来に来たのだからもう少し未来を中心に話が進んで欲しかったと思ったからだ。part3の予告を見る限り大過去編のような雰囲気なので、part1を過去編、今回のpart2を未来編に位置付けてほしかった。

にしても今回のpart2はpart3を意識した伏線(ビフの祖先、マーティーの銃の腕など)がかなり張り巡らされていた。part1とは違い作品を超えた伏線が生まれたのは作品の人気が故であろう。しかしあまりにも作品間の伏線を張ると話が飛びがちになるし、見え見えすぎるため、バレにくいぐらいの伏線にするかむしろない方がいいと思った。

にしてもpart3を見るのが楽しみだ。
りょう

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