のんchan

46億年の恋ののんchanのレビュー・感想・評価

46億年の恋(2005年製作の映画)
3.5
《金森 穣(かなもり じょう)》というダンサー・コリオグラファーをご存知でしょうか?(※略式紹介はラストを参照)
フォロワーさんのレビューでこの作品で踊っている事を知り、もう歓喜して金森穣目当てのみで、初三池崇史監督作品鑑賞となりました。

がしかし...
これは映画なのでしょうか?
まるでアンダーグラウンドのお芝居を観ている感覚でした。

さてどういうジャンルになるのでしょう?
Filmarksはアクション枠ですね。
いや〜アクションかな?
サスペンス?
ファンタジー?
一部ホラー?そしてほんの一部アニメ。
いやラブストーリー?
なんなんじゃこりゃあ〜〜〜
って作品でした。

別の事件でそれぞれ殺人を犯した有吉淳(松田龍平)と香月史郎(安藤政信)は同日に入獄する。刑務所で出会い愛し合った末に、獄中で殺人事件の被害者と加害者になってしまう2人の青年。捜査に当たる刑事(遠藤憲一)。そこには刑務所長(石橋凌)が絡む意外過ぎる展開の愛憎劇。

安藤政信は喧嘩が似合いますね。いつでも演技が素晴らしいです。鍛えられた裸がカッコイイです。
松田龍平は22歳頃なので、お肌がツルッとしています。裸は白くて...演技は...ん?
窪塚俊介、渋川清彦らが脇を固めてます。

が〜〜、一般受けは致しません(キッパリ)
オススメは出来ないかも?あららら

お勧めしたいのは、冒頭の金森穣さんが勇者役で、背中いっぱいの黒一色のお洒落タトゥーで、腰に赤い布を巻き付けて(生尻見えます🤤)踊るコンテンポラリーダンスです‼️
コレだけで3000円払っても良いかも🤩
ここだけ何度も再生です💘

香月の背中も同じ黒のタトゥー‼️
という事は、金森穣さんは安藤政信の美の化身?って事なのね?



※《金森穣(1974年11月22日生)の簡単紹介》
日本の舞踊家、演出・振付家。
2004年新潟市民芸術文化会館の舞踊部門芸術監督に就任。
同年、日本初の劇場専属プロフェッショナル・ダンスカンパニー「Noism」を発足。
現在、新潟市民芸術文化会館を拠点に活動中。
2008年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
2018年度毎日芸術賞を受賞。



【追記】
レビューした後に気になって調べました。
そしたらば、原作の『少年えれじぃ』は、
「あしたのジョー」「巨人の星」の有名過ぎる《梶原一騎》が最後に書き残した幻の小説だそうです💦
未公開の遺稿を小説家の弟がまとめあげ、《正木亜都》の名で発表した作品‼️

私、アニメは不得意なので、胸の高鳴りはないものの、これってなんだか凄い原作じゃないですか‼️
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