Moeka

タンスと二人の男のMoekaのレビュー・感想・評価

タンスと二人の男(1958年製作の映画)
3.7
初期短編では最も有名と言われている寓話的な作品。海の中から2人の男がタンスを担いでやってくる。動きもユーモラスでゴドーをまちながらを彷彿。街に出るもタンスのせいで色々なところに入れる訳もなくウロウロ。暴力的なシーンが挿入される(若いポランスキーがチンピラな役で出てくるけど顔も良いし弱そうw)。二人組と関係のないところで殺人シーンもある。彼の背景を思うと後の作品に続く閉塞感も違和感もこの頃から模索していたとわかりなんだか泣けてくる。
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