oh...
20年近くも年に数回しか会えないのに求め合う2人、強い愛で結ばれているのだな。
毎日一緒にいる夫婦は冷めていってしまうのに。
夫婦は、本物の愛でなかったからというのだろうか。人を愛することは出来るし、子どもを作って温かい家庭を築くことだって出来る。
でも、運命的な出会いというのは一生に一度、一度だって出来ない人もいるかもしれない。そういう相手に出会ってしまったのかな。綺麗に考えすぎかしら。
60年代のアメリカ、同性愛に対する社会の反応は酷く厳しいものだった。
イニスは幼少の頃の体験がトラウマとなり、2人だけで暮らしていくことが怖かった。良き夫、良き父であろうとすればするほど、心にどんどん負担がかかっていく、、、
どちらの奥さんも悪い訳ではないから、可哀想。理解のない時代だったからこそ、友情ではない2人のことを余計複雑に思っていただろうし。
時代はどんどん変わっていってるけれど、同性愛に対する偏見がなくなることはないですね。悲しい。
ジャックの真相や、2人のシャツ、2人の心理描写など、語り合えたら面白いですね。
ゲイ当事者の人でないと、わからないことも沢山あるだろうし。
ヒース・レジャーの作品、ダークナイト以外で初めて観た。狂気に満ちたジョーカーの役を演じた人だと思えない…からこそ、すごい俳優だな。
ジェイク・ギレンホールは相変わらず強い眼差しだが、まだ今ほどではない。
数年前の『遠い空の向こうに』の可愛い青年から、すごくかっこよくなったな。
予想を上回る成長をできる俳優さんって、すごいよね。
