sunflower

アウトローのsunflowerのレビュー・感想・評価

アウトロー(1976年製作の映画)
4.4
人目も憚らずにあんなに泣くイーストウッドは、初めて見ました。

冒頭、殺された息子(イーストウッドの実子だそうですね)を埋葬するシーンですが、彼の出演作は数多く観てきましたが、あんなにわんわん泣くイーストウッドは、初めて見たように思います。

サンドラ・ロックは、ダーティーハリー4の時よりも線が細くて、いかにもか弱い女性という感じでした。
彼女を見守るイーストウッドの表情が穏やかで優しくて、ちょっと、キュンとしてしまいました。

あと、「カッコーの巣の上で」のウィル・サンプソンがインディアン役で出ていたのが、嬉しかったです。

人間模様やキャラクターの描写が丁寧な気がして、イーストウッド出演の西部劇モノの中では、「許されざる者」よりも本作の方が、個人的には好きかもしれません。
sunflower

sunflower