NoriO

キャンディマンのNoriOのネタバレレビュー・内容・結末

キャンディマン(1992年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
Jordan Peeleのリメイクがそろそろ配信されると思うので、その前にオリジナル版を予習。

結論、面白いロジックのホラーだなと感じた。
家とか物にとり憑いているわけでもなく、特に理由なく彷徨っているいるわけでもなく、ちゃんと明確な理由を持って行動している幽霊(亡霊?)だった。
確かに噂ってプラスにもマイナスにもすごいパワーを持っていると思う。
特に現代だとそれはなおさら。
プラスに働けば、それは人を元気つけたり、活躍させたり、成功させたりする。
逆にマイナスに働けば、人を傷つけ、最悪の場合、死者が出ることだってある。

作中、Candymanに惨殺された被害者たちは、言い換えれば、"噂"による被害者なのかもしれない。
そういう捉え方をすると、現代においても"Candyman"にように命名はされていないものの、"ある特定の行為"をすることで噂が拡散され、それが結果的に人を傷つけることになる、という事象は存在するのではないか。

リメイク版では、どういう描かれ方をするのかがとても楽しみ。
NoriO

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