このレビューはネタバレを含みます
Filmarks テンプレ
◯総評
痛快な復讐劇！
カーチェイスシーンが豊富
終盤までの展開はやや退屈かも
暴走族の「話が通じないヤバそうなヤツ」感が妙にリアル
◯良かった
痛快な復讐劇
怒り狂ったマックスが、警察からパトカーを奪って暴走族をシメるシーンの爽快感のための映画
ちなみに、全編90分に対しての復讐パートは多分20分くらい
サブキャラが魅力的
正義感の強い同僚、肝の座った妻、ショットガンをぶっ放す婆さん、筋肉マッチョメンな上官など
味方陣営のサブキャラはみんな個性的で魅力的だった
暴走族のリアリティ
理性がまともに働いていないヤバいやつというオーラが全身から出ていて恐ろしい
例えるなら、電車に乗ってたら隣の席に狂人が座ってきた時の恐怖が味わえる感じ？
◯気になった
序盤〜中盤にかけてはやや退屈
最序盤は暴走族を追いかけるシーンなので見応えがある
が、そこからしばらくのんびりタイムになってしまって見どころが少ない
終盤に主人公の家族が襲われるまで、主人公に大きな目的とかもないので映像が退屈というか、先がそんなに気にならないというか……
暴走族のリアリティ
良いところにも書いたけど気にもなった
暴走族が全員幼稚でシンプルに頭が悪いので不快感が強い
ジョジョの吉良吉影とかハンターのゲンスルーみたいな、悪役としてのポリシーに起因する魅力とかもない
まあでもその分暴走族が死んだ時のスッキリ感はあるけど
早くﾀﾋんでくれーと思いながら見てた
映画の説明文で嘘バレ？
映画の説明文で、物語の八割くらいがネタバレされてしまっている
まあ、読まなければ良いのかも知れないけど……
しかも、「暴走族に妻と息子を殺された主人公は……」みたいなことが書いてあるくせに
本編を見る限り奥さんはギリギリ生き残っていたのでネタバレ内容も正しくないし
更に言うなら、（奥さんが死んでから話が動くのね）と思って視聴していると
映画開始から60分くらいは奥さんが生きてるので（いつになったら話が動くんだ？）
みたいな落ち着かなさがあった
◯好きなシーン
主人公マックスの手段を選ばない爽快な復讐シーン
バイク暴走族をパトカーで追い回し、川に落としたり事故らせたりトラックに轢き殺させたりとやりたい放題
それまでに存分にヘイトを稼いでる悪役を容赦なくシメていくシーンは爽快の一言
最後の惨い私刑
薬中の暴走族を手錠で事故車に縛り付け、事故車が爆発するようにセッティングした主人公は
見るからにヘボなノコギリを渡して、手錠に繋がれた足首を切断するか、あるいは手錠の切断を試みるかの選択を迫る
そのまま立ち去った主人公の背後で派手に爆発する車のシーンで映画は終わる
