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モンスターズ・インクのもつのネタバレレビュー・内容・結末

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

◯総評
心温まるモンスター+コメディ+バディもの(?)
モンスターだらけの世界観が既に面白い
サリーとマイクのドタバタ加減が良い
終盤はぐっと来る展開もある
よくまとまってる映画だなーと思った! さすがピクサー

◯良かった
 サリー
心優しいモンスター
まず見た目がかわいい笑
社内トップクラスに優秀な怖がらせ屋なのに、謙虚で気さくなところも好印象
指揮官兼相棒であるマイクとの友情の描き方も良い
途中から完全に子供に振り回されるパパになってて笑った

 マイク・ワゾウスキー
サリーを支える頭脳派な相棒
少し融通が効かないところがあるけど、頭脳明晰なブレイン
ブーにご執心のサリーに振り回されながらも、的確にサポートしてくれるのが心強い
子供を忌避する役回りのマイクがいないと世界観の説得力が弱まるので描きかたが難しそう
それでもちゃんと好きになれるキャラ付け加減が流石だなーと

 ブー
怖いもの知らずな元気幼女
キャラデザはよく見るとそんなにかわいくないんだけど、
声と動きが合わさると不思議とかわいく見える笑
サリーが大事に思ってしまうのも分かる、素直で愛らしい性格をしている
いたずらっ子な面もあるけど、小さいから仕方ない笑

 吹き替え声優陣の名演
本作はお笑い芸人とかもキャスティングされてるんだけど、異様に上手い笑
これくらい上手にやってくれるなら全然アリだなーと感じた

 笑いをエネルギー源にする展開
ブーとの交流を経て、子供を驚かすことに疑問を抱き始めていたサリーたちにとってちょうどいい着地点だったと思う
ご都合主義かもしれないけど、序盤から伏線があったからセーフかなと笑

◯気になった
 そんなにないかも

◯好きなシーン
 序盤のマイク
雑誌の表紙に写ったものの、思いっきり見切れてるマイク。それで良いんかい笑

 ブーの超速移動
もはやテレポーターとしか思えない機動力が面白い笑
子供って妙にすばしっこいよね、小さい子の相手をしたことある人だと納得しちゃうなと

 ゴミ処理スペースでサリーが絶望するところ
すっかり父性を獲得してしまったサリーが全力で絶望してるのが面白い&かわいい

 マイクの彼女が状況を察して手助けしてくれるところ
結果的にはあんまり意味なかったけど良い彼女だなーと思った笑

 世界観を補強する楽しい映像
ワープ扉がたくさん並んでるところとか、序盤の怖がらせシーンとか

 マイク・ワゾウスキー!
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