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ロード・トゥ・パーディションのshowtimeのレビュー・感想・評価

4.0
サムメンデス3作品目

やはりこの人はこうゆうロードムービー系が好きやったんやなぁ〜と実感。
とある事件をきっかけに旅に出て、2人の主役たちが成長する話。
ただ、そこには単にハッピーさがあるだけじゃなくて気持ち悪い不気味で悲しい話であるけど、ちょっとした成長する話がある。
焼け野原になった荒野に最終的には一輪の綺麗な花を見せてくれる感じ⁈

今回その演出を見せたのが、音楽とライティングと雨じゃないでしょうか?
終始暗くて、ちょっとした楽しいシーンはロケで笑顔が入り混じっている。
ギャングの殺しという世界に息子を取り込んでしまったけど、その息子を守らざるを得ない理由から取り入れてしまった。ただ、終始その息子を絶対にこの世界に入れまいとする父親の姿が描かれていて素晴らしかった。

それに気づき始めるマイケル。
最初と最後のマイケルのNAで、彼から父親になっていたのはベタやけど良かった。
マイケルも最後はセリフで言ったけど、表情や行動からもそれがどんどん伝わって来て見入ってしまった。

その中でこの1枚1枚絵かのような絵作りには脱帽しました。このグラデーション具合はどーやってやっているのやら。。。
ほとんどHMIを使ってるっぽいけど、、、
この渋さはどうやって表現したのやら…

これはご人的にはロードムービーの中でも上位に入る作品でした〜

チェケラー
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