このレビューはネタバレを含みます
67年の招かれざる客のリメイク
黒人と白人を逆にした現代版
逆に出来ることそのものが原作に対しての進歩を示していていいね。
先にリメイク元も観たが
あれはあれで当代のコメディ的な要素は強いと思うんだけど
結局終盤はテーマ的にも重めのシリアスな作風の記憶がある。
反面今作はほとんどコメディで
真剣なシーンに関しては肌の色での差別
よりも男女の愛情に焦点が当てられている
これはこれで00年代の作品のベタな感じで
自分には親しみあり
もしリメイクと知らずに観てたら
ミートザペアレンツ的な要素もあるかなと思う
ほぼラブコメになっているので安心して観れる分
リメイク元のように差別をテーマにした映画とは言いづらいところはある
ただ、それだけ差別という問題が
大きくなくなったということでむしろいいことにも思うな
好きなシーン
父と婿の2人の嘘がバレて、それぞれの相手女性とのケンカが始まるシーン
仲が険悪になってるくせに男子2人の息がピッタリなところが楽しい