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チーム・バチスタの栄光のtheocatsのレビュー・感想・評価

チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)
1.5
劇中に引き込む力が弱くフラットなまま終了

続編ジェネラルルージュを先に視聴し大いに失望を感じたものだが本作も残念な視聴感。

ジェネラルはとにかくテンポがダラダラと遅く酷くイラついたので、今回は1.3倍速としテンポの件は問題なし。
しかし、映像内で大変な事件が起こっているし、その事件解決の手法と手際も悪くないように思えなくもないが、個人的には何らワクワクドキドキすることもなく感情面では平坦なまま終わってしまった。

かろうじて手術場面における知的好奇心は維持されたけれど、それにしてももっともっと緊張感が高まるような演出があっても良かったんじゃなかろうかと愚痴も出てくる。

犯人が彼というのも落ちとしてはがっかりという印象。

高度医療という設定なのだから知的にこちらがついていけないような高頭脳犯罪の緊迫感と、してやられた・・という悔しさ(=嬉しさ)を味わいたかったというのが本音。

一つ収穫はチームリーダーの助教授が誰か全然わからなかったが、最後の最期に「あっ、吉川晃司か・・」と気づいたこと。あのモニカが外科医かと感慨深かったですね。笑

総評1.5

002010
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