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二十四の瞳のundoのレビュー・感想・評価

二十四の瞳(1954年製作の映画)
4.5
危険な号泣ムービー。
人が人として生きるのが難しかった時代に翻弄された教師と生徒の物語。
文部省推薦とかなんとかのお堅いイメージのせいで、観る前のハードルは高かったが、一年生時代の子役たちがみんな可愛く、前半は笑えるシーンも多くてすんなり入っていけた。それにしても笠智衆演じる先生の役名が「男先生」で衝撃を受けた。結構出番あるのに…。
後半はもうダメ。教え子たちが成長していく一方で次々と現れる苦難。時代は戦時下。そしてラストへ。号泣、号泣、アンド号泣。
思想的なこととか、反戦がどうとか関係なく、機会があれば一度観てほしい作品。あー、泣いた。
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