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殺陣師 段平⚔️🔥⚔️
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タイトルは「人生とんぼ返り」ですが中身は「殺陣師 段平」です。
1950年版 監督マキノ正博、脚本黒澤明
1955年版 監督マキノ雅弘、脚本マキノ雅弘
↑これが本作、ちなみに正博と雅弘は同一人物です。
1962年版 監督瑞穂春海、脚本黒澤明
↑これが先日みた市川雷蔵と中村鴈治郎が主演の作品
内容はこの間見た「殺陣師 段平」と同じなんですけど撮る人や演じる人によって違って見えるのはやっぱり面白いですね。同タイトルでも全然見る価値あります。むしろ私はこっちの方が好き。
リアリズムとは何か殺陣とはどう見せるものなのかその真髄を追求する段平ですが、アル中で学もなく字も読めないというなんともだらし無い男なんです。
でもその彼がまさに命をかけて作りだした最後の立ち回りを見ると彼の生涯そのものが映し出されていてこれぞリアリズムという仕上がりになっている。
養女のおきくや妻のお春の人物像もしっかり描かれていてヒューマンドラマとしてとてもよくできた作品になっております。
これアマプラにあるんで皆見れるから是非見て欲しいなぁ。白黒映画でも、昔の映画でもほんと飽きずに見れて面白いですよ。
