20代半ばが抱える鬱憤さ
軽音サークルで出会った者たちの卒業後の進路
自分の人生 やりたいことと、現実と
そんな思いを抱えたそれぞれの人生
そして、近くにいる人の存在について
挟まれる実景が優しい雰囲気でとても良かった
風を感じられるバイクや自転車の走りだったり 満員電車の通勤 早退した時のカラカラの電車
自然と社会との交差が心地よさのリズム
名前の呼び方の特徴やクスって笑ってしまう些細な出来事に 繊細に作られているなと感じる
そんな繊細さの日々の中で大切なもの、幸せを感じるもの
そのきっかけを2時間かけて教えてくれる作品
ラストの宮﨑あおいの歌はとても良かったなあ 『さよならくちびる』のような魅力的なシーンでした