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ベルヴィル・ランデブーのらのレビュー・感想・評価

ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)
3.8
バンド・デシネ由来のデフォルメされた絵と、独特の世界に引き込まれた。ちょっと忘れられない(忘れたくない)作品。セリフは少ないのに細部まで作り込まれており、雄弁なアニメーションになっている。おばあちゃんが主役というのも良い。タフ過ぎるおばあちゃん達…。

ジャンゴ・ラインハルトやジャック・タチやチャップリンなど、数々の人物や作品にオマージュが捧げられている。あと、ブノワ・シャレストの音楽が良すぎる。この世界観にスウィング・ジャズはずるい。サーフ・ロック風の曲から、冷蔵庫や新聞紙や掃除機を楽器として用いた曲など、バリエーションも幅広い。う◯ちがミッキー・マウスだったり、色んなところに遊び心があるのも楽しい。
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