ことのは

十三人の刺客のことのはのレビュー・感想・評価

十三人の刺客(2010年製作の映画)
3.0
【命を、燃やせ。】

江戸時代、明石藩の暴君を暗殺するために集まった『十三人の刺客』のお話。

時代劇にあまり(ほとんど)興味ないんだけど、三池崇史監督作で評判も良いこの作品はずっと気になっていて、『すばらしき世界』の役所広司を観る前に出演作を観ておこうと鑑賞。

前半、『十三人の刺客』が揃って行く様子と合わせて、暴君を演じる稲垣吾郎のよくSMAP当時にジャニーズが出演許可したなというくらいの、極悪非道の暴君ぶり。
プライベートも見えない稲垣吾郎が、本当にこういう人なんじゃない?と見えてくるくらいの演技。

『十三人の刺客』も豪華で、主演の役所広司はじめ、弟分の山田孝之、後に三池崇史監督作『初恋』で主演する窪田正孝、槍使いの古田新太、カムバック出来るのか?山賊・伊勢谷友介と、主演クラスが物語を盛り上げる。

後半の長い長い『ぼくらの七日間戦争』のような仕掛け満載の合戦も飽きる事なく、大型時代劇アクションエンターテイメント映画だった。
ことのは

ことのは