評判を見てレンタル鑑賞。
穏やかなだけの映画ではないですが、ふわりと浮かび上がるような雰囲気の映画でした。
南国しかも異国の光景や空気は、ほのかにファンタジックで、苦しいことや悲しいこともつつみこむような優しさがあるように感じました。
どこまで正確な描写なのかわかりませんが、おおらかで幻想的に描かれる暮らしぶりや死生観を眺めていると、こういう場所にはまる人の気持ちを理解できる気になりますね。自分の好みは別として。
声のお仕事もなさってるだけあり、倍賞千恵子さん演じるビーさんの言葉は心地良いです。
さりげなく、作品に品のよさを添えてくれてると思います。