ジャケットで見たエマ・ロバーツがえらくキレイだったし、ラブコメっぽいし、手軽に観れるかなとレンタル。
自分的には、長らく映画に触れてなかったことへのリハビリのつもりで。
まあ、思ったぐらいの映画でした。
ラブコメです。
里帰りしたシェフのたまご(女子)が、幼なじみの男子と再会し、ラブコメします。
本作の二人が乗り越えるべき障壁は「二人の父親同士による仲違い」というもので、言ってみればロミジュリのパターン。
ただし、父親以外の両家族は比較的関係良好で、主演二人が恋に落ちる裏側で、お互いに独り身同士のおじいちゃんとおばあちゃんが愛を育んでいたりもします。
また、二人はもともと幼なじみなので、幼なじみなりのライバル意識が描かれたりもしていますが、これも漫画やアニメによくありそうな話ですね。
元の関係を気にして素直になれないとか、子どもじゃないんだから…と言いたくなりますが、まあそのくらいの作品です。
ただ、やっぱりエマ・ロバーツはかわいかったですね。
私が興味を引かれたのは、言ってみればその部分だけだったわけですが、キュートな彼女の姿を写し取っている本作は、その期待には応えていたと思います。
あと、彼女の少女時代を演じたエイヴァ・プレストンもかわいかったです。
素敵な大人に育っていってくださいね。
逆にヘイデン・クリステンセンは、なんかパッとしなかった感じでした。
この人のアナキン時代も知らないし。
と、そんな感じで、完全にラブコメのジャンルに閉じ込められた作品でした。
ただまあ、女優さんのキュートさや、カナダのリトル・イタリーという土地の雰囲気を味わえるという点は、良いと思います。
手軽さが売りの娯楽作品ですね。
このぐらいの軽さなら、できれば吹き替えをつけてもらって、スマホいじりながら見たかったかなーとも思いました。