ろく

片腕ドラゴンのろくのレビュー・感想・評価

片腕ドラゴン(1972年製作の映画)
3.7
いろいろとダサすぎだし、カンフーとしてもとろとろとしていて文化祭レベルだ。

え。気にいらなかったですかって?そんなわけないでしょ。最高ですか?最高です!

もうね、まず敵がこの短い間なのに何人も出てきてそれをジミー・ウォングが倒すという闘えラーメンマン状態。これで滾らないのはウソでしょ。

・すぐ二人で踊るムエタイ使い(一人の敵に二人で襲いかかる。卑怯なり)
・ほとんどいるかいないかわからないテコンドー
・なぜか戦うときは逆立ちをして相手が怯んだ隙に目潰しインド人(ヨガ)
・空気で体がパンパンに膨れるラマ僧(それ、強いの?)
・地味に応援していたけど見せ場のない柔道使い
・そして最後。奇声を発っするもじゃもじゃ蓑念鬼状態の空手使い(彼にジミーの腕は斬られる)

一方ジミー(顔はえなりかずきと渡部篤朗を二で割った感じ。まさに地味)は……

腕を切られもう片腕を鋼鉄にする(ってできるの?)。まず腕の神経をすべてダメにしてさらに片腕をなんども鉄でしごくんだ(ひょっとして戦えラーメンマンの毒手はここからきているの?)。まあできるわけないんだけど漫画だからできちゃう(違う、映画だった)。

そしてヒロインとのきゃっきゃうふふのあと(青木さやか似)、敵を倒すのさ。どうだい見たくなっただろう。

特に顔芸だけでも見る価値はありますよ。顔芸のコンテストがあったらトップをとれるレベルなんで是是非非。
ろく

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