このレビューはネタバレを含みます
自宅で。
1999年のホラー映画。
監督は「スピード」のヤン・デ・ボン。
あらすじ
人が感じる「恐怖心」を研究するマロー博士(リーアム・ニーソン「メン・イン・ブラック:インターナショナル」)は睡眠障害の実験を偽り、3人の男女を怪しげな屋敷に招待するが、そこで実験者の1人ネル(リリ・テイラー「ELI/イーライ」)は不可思議な現象に苛まれる。
Netflixにて。
今作が気になったのは、リーアム・ニーソンやオーウェン・ウィルソン(「ワンダー 君は太陽」)、ついでにキャサリン・ゼタ・ジョーンズ(「ダッズアーミー」)が出ていたのと、監督が「スピード」のヤン・デ・ボンだったから。
まぁジャンルホラーだし、ある程度楽しめるんじゃないかという期待を込めて鑑賞したんだけど…
つ、つまらんっ!!
最近、結構面白いホラーばっか観てたから、久しぶりにこんなにつまらないのを観てしまった…。
話は実験のために集められた男女が豪勢な屋敷で恐怖体験に遭うって内容なんだけど、上記の3人がいて、てっきりキャサリン・ゼタ・ジョーンズが主役かと思っていたら…お前誰やねんっ!!
絶妙に華のない地味目なリリ・テイラー演じるネルが初め出てきた時は、あーこの人はイントロで消えるキャラか!と思ったら、そのまま主役まで登り詰めちゃう。おいおい。
しかも、過去の記憶だかなんだか知らないが、こいつがまぁやたらとパニックになってみんなを振り回すので、なんかすげぇうざってぇ笑。
見せ方もワンパターンなので、こいつがパニクるたんびに見てるこちら側はもう、いいから黙れよ…ってなっちゃうよ。
あと、話とタイトル的に「ホーンテッド・マンション」風なびっくりハウスな楽しい展開が巻き起こるかと思いきや…何もおこらねぇ!!
中盤まて、あれ?あ、気のせいか的なそよ風的なジャブの連続で、物足りないというか、飽きる!!
おかげでこれ観るのに途切れ途切れで4週間くらいかかっちゃいましたよ。
ようやく、中盤から屋敷側のアクションも多発し始めるんだけど、それでもホラーなのに怖くないのは致命的。
唯一、ネルが植物園で見る首吊り死体のカットはいきなり過ぎてビビったけど、それくらいかなぁ。
そして、唐突についで感溢れる感じで殺されるオーウェン・ウィルソン笑。
せっかくのリーアムもネルに振り回されるばかりで、大して旨味もないので、なんでこれ出たんだという疑問しか思い浮かばない。
最後もなんだかよくわからない感じで終わったし、これは全くオススメできない案件ですわ。