短評
原恵一監督によるクレしん映画３作目。クレしん映画史上最低興収を記録したのも頷けるカオスすぎる内容笑
温泉大決戦という触れ込みから、温泉巡りを行う道中で何かに巻き込まれるという筋書き、かと思いきや温泉はあくまで物語を引き立てるエッセンスの1つに過ぎない。ロボットや自衛隊、さらにはスーパーヒーローと予想だにしない、予測不可能な展開が盛り沢山。野原一家の住む一軒家の破壊といえば、アニメシリーズのガス爆発(当時リアタイで爆笑)が有名だが、本作でも似たような展開があり、違う意味でハラハラさせられる。
同時上映となる短編のインパクトが強すぎたため、本編となる本作のギャグのパンチが弱く、やはり詰め込みすぎた感が強く出てしまっていた。
