オーウェン

題名のない子守唄のオーウェンのレビュー・感想・評価

題名のない子守唄(2006年製作の映画)
3.8
ジュゼッペ・トルナトーレにしては珍しくサスペンスタッチであり、OPの女性の裸体からこりゃ過激な物語だと思い知る。

家政婦の仕事のためアダケル家に入るイレーナ。
しかし彼女はある目的のためこの家に入るのだが、徐々にその理由が明らかになる。

過去のフラッシュバックを入れていき、ミステリーのような構成ながらも、そこに母性としての感情を入れ込む。
謎は確かに残る。でも過剰に説明されなくても、二人の関係は分かる。

だからラストに希望を残しているわけだ。
オーウェン

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