なんちゃって日本にもほどがある(笑)歴史ファンタジー映画。そりゃどう見てもお武家さんの家じゃないじゃん、どこぞのお寺じゃん!とか、日本にこんな農村ないし!とか、お金かけてるし、日本人もいっぱい出てるのに何故そこ?と不思議だ。
大和撫子としては(ん?)、武家の女性の品格を貶めているとしか思えない小雪の描き方にはがっかり感しかなかった。
武士道の「理想」を描きたかったのなら、武家の女性の気丈さ、誇り高さ(そんなものが本当にあったかどうか知らん)という「理想」も描いてほしかった。女性はお色気担当というハリウッドの定石をまんま持ち込んだのは感心しない。
トム・クルーズが日本を描くと非常に期待していた映画だっただけに、落胆も大きかった。