泣ける設定なのに悲しくならないで楽しくなってパワーがもらえて尚且つ泣ける全部盛りエンタメ映画。盛りすぎてワケわかんないところもあるけど、不思議とついて行ける。画面いっぱい何だかずーっとキラキラしててlivelyで楽しくて、何故？などという疑問符が育つ隙がない。ヒロイン二人がここまで甲乙つけがたく好感度高いというのはなかなかなく、子役二人も素朴かつ芸達者。優等生女子と体育系おバカ男子の組合せ、少年マンガにはよくある設定？意外と映画では見たことない気がした。そして犬映画。犬好きは必見。日本のサブサルチャーの浸透度、香港映画にはない映る風土の瑞々しさ、韓国映画にはない抜けた明るさ、台湾映画だなあ！と感じて台湾行きたくなった。
台湾ではコロナ禍の最中にもかかわらず大ヒットしたというこの映画、日本でも是非メジャー系列の映画館で上映して欲しい。
