場面の転換が多く、話も急に飛ぶ為、困惑するが、音楽や役者の美しさや聞いていた通り難解(というか一度見ただけでは話に付いていくのが難しい)なので、理解しよう理解しようとする姿勢が出来て退屈ではなかった
混沌とした映画といった印象
でも決して暗いわけではなく、むしろ明るい
構成が練られているのを観て面白いと感じるというよりは雰囲気を感じて、感覚で面白いと感じるような映画なのではないかと感じた
話の軸はグイドが沢山人を集めさせて役に合う役者を選ぶということ?
最終的な目的は妻との関係を修復して映画も撮影を始める事?
今作のダンスシーンがパルプフィクションのミアとヴィンセントのダンスシーンに似てる気がした
タランティーノはここのパロディをした?
グイドの周りの人が話す映画論みたいなのはフェリー二監督が映画や観客に対して思ってることをそのまま役者に言わせたりしたのかな
グイドに自分を投影して言いたいことを語らせている気もする
出演した女優が多かったからなのか、誰が誰だか把握しきれなかった
“己のみを慈しむ人間は己の感情に窒息して果てる”
最近ちょっと考えていた事と合致した言葉が引用されていたのでなんとなくメモ
追記:作中にカトリックやプロテスタントって登場してたけど、実際は今作自体がすごく宗教的な映画だったらしいということを解説読んで知りました
俺全然隠喩とか理解出来てなかった...