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そして誰もいなくなったのアップルのレビュー・感想・評価

そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)
3.5
アガサ・クリスティのミステリー小説を映画化した作品です。このルネ・クレール監督版は初めてだったのでドキドキしながら観ました。離島というある意味シチュエーションスリラーのような環境で繰り広げられる見立て殺人事件。姿を見せない招待人に集められた登場人物たちが童謡に則り一人また一人と殺害されていきます。毛糸玉と猫の表現は映画的な撮り方で上手いなと感じました。鍵穴を使ったスラップスティックな場面はルネ・クレール監督のユーモアを感じて面白かった。原作とは違った部分がありますので犯人をご存知の方も楽しめると思います。
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